
セブ島旅行者
セブ島に動物園があるって聞いたんだけど、ビーチを1日つぶしてまで行く価値ある?
子どもは喜びそうだけど、遠いんだよね?
先に結論だけ言うと、セブサファリ&アドベンチャーパークは小学生以下の子ども連れなら行く価値があり、大人だけの短い旅程なら優先度は低い施設です。
理由は、セブ市内から片道1時間半〜2時間半、往復と滞在で丸1日が消えるからです。
ただし規模は本物です。敷地は約170ヘクタール、飼育されているのは100種類以上・1,000頭羽以上。日本の動物園とは面積の桁が違います。
この記事で分かること
- 入場料が平日と週末・祝日で変わること、そして子どもの料金は「身長」で決まること
- 最終入園が13:30という、旅程を左右するいちばん重要な制約
- セブ市内からの行き方3通りの費用と所要時間
- ジップラインや餌やりなど、入場料と別にかかるお金の目安
- オスロブのジンベイザメ・モアルボアルと、どちらを優先すべきか
この記事は「行くべきかどうかを先に判断してもらう」ことを目的に構成しています。行くと決めた方は、そのまま持ち物と服装まで読み進めてください。
📌 この記事の情報について|筆者はセブに20回以上渡航し、累計2年以上滞在していますが、セブサファリにはまだ行っていません。そのうえで、セブサファリは料金・営業時間・ショーの時間の変更が比較的多い施設です。本記事は2026年7月時点で公式サイトと現地ツアー会社の案内を突き合わせてまとめています。ソースによって記載が分かれている項目は、その旨を本文中に明記しました。出発前に公式サイト(cebusafari.ph)でも最新の案内をご確認ください。
セブサファリとは?|セブ島北部カルメンにあるフィリピン最大級の動物園

セブサファリ&アドベンチャーパークは、セブ島北部のカルメン(Carmen)にある動物園兼アドベンチャー施設です。フィリピン最大級の規模を持ち、動物園とアドベンチャーアクティビティが1つの敷地に同居しています。
檻に入った動物を順番に見て回る日本式の動物園とは、体験の質が違います。トラムに乗って草食動物が放し飼いにされたサバンナエリアを走り抜ける、というのが基本の楽しみ方です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | セブ島北部カルメン(Carmen, Cebu) |
| セブ市内から | 車で約1時間半〜2時間半(ソースにより差あり) |
| 敷地面積 | 約170ヘクタール |
| 動物 | 100種類以上・1,000頭羽以上 |
| 営業 | 年中無休(8:00〜17:00/最終入園13:30) |
| 入場料 | 大人 平日1,100〜1,200ペソ前後・週末祝日1,300〜1,400ペソ前後 |
| 必要な時間 | 園内だけで4時間以上、移動を含めると丸1日 |
つまり「午前中にビーチ、午後にサファリ」という組み方はできません。最終入園が13:30なので、サファリに行く日は1日まるごとサファリの日になります。子連れの旅程づくりはセブ島の子連れ旅行ガイドもあわせてご覧ください。

ツアナビ編集部|野口
セブ北部は道路事情が読みにくく、渋滞に当たると片道3時間近くかかることもあります。
「片道2時間」は順調に流れたときの数字だと思って、帰りの予定は入れないでおくのが安全です。
入場料は曜日で変わる|大人・子ども・シニアの料金

ここがいちばん誤解されやすいポイントです。セブサファリの入場料は一律ではなく、平日か週末・祝日かで数百ペソ変わります。土日に行く予定なら、その分を予算に入れておいてください。
| 区分 | 平日 | 週末・祝日 |
|---|---|---|
| 大人(身長3フィート/約91cm超) | 1,100〜1,200ペソ前後 | 1,300〜1,400ペソ前後 |
| 子ども(身長2〜3フィート/約61〜91cm) | 大人料金の50% | 大人料金の50% |
| 幼児(身長2フィート/約61cm未満) | 無料 | 無料 |
| シニア・PWD(障がい者) | 20%割引(要ID・窓口購入) | 20%割引(要ID・窓口購入) |
金額に幅があるのは、調査したソースによって数字が分かれているためです。2026年5月時点の案内では平日1,100ペソ・週末1,300ペソ、6月時点の別ソースでは平日1,201ペソ・週末1,412ペソでした。
料金改定によるものか、予約サイトの手数料が乗った金額なのかは断定できません。週末は平日より高い、という関係だけは全ソースで一致しています。
子ども料金は「年齢」ではなく「身長」で決まります
日本の感覚だと見落としがちですが、セブサファリの子ども料金は年齢ではなく身長で線引きされます。
基準は身長3フィート(約91cm)です。
つまり小学生はほぼ全員が大人料金になります。4人家族(両親+小学生2人)なら、大人4人分として計算しておくのが安全です。
家族4人でかかる入場料の目安
- 両親+小学生2人(全員91cm超)/平日 → 約4,400〜4,800ペソ
- 両親+小学生2人(全員91cm超)/土日 → 約5,200〜5,600ペソ
- 両親+幼児2人(61cm未満)/平日 → 約2,200〜2,400ペソ
入場料だけで家族4人1万円を超えることもある、という前提で組んでください。ここに後述のアクティビティ代と往復の交通費が乗ります。宿の予算配分はセブ島の子連れおすすめホテルで調整するのが現実的です。
チケットは事前にオンラインで買っておくのが無難
チケットは現地の窓口でも買えますが、公式サイトからオンラインで事前購入もできます。プロモーション価格が出ていることがあり、当日の窓口に並ぶ時間も省けます。
ただしシニア・PWD割引は身分証の提示が必要なため、窓口での購入になります。割引対象の方が同行する場合は、その分だけ現地購入と考えてください。
チケットのみを事前に押さえるか、往復の送迎までまとめて予約するかで、1日の組み立てが変わります。先に3社の価格を並べて見ておくと、判断が早くなります。
営業時間と「最終入園13:30」の壁

セブサファリの旅程を組むうえで、料金よりも重要なのが最終入園時刻です。最終入園は13:30で、これを過ぎると当日は入れません。
セブ市内から片道2時間かかることを踏まえると、逆算して遅くとも10:30には市内を出発している必要があります。朝ゆっくりしてから向かうと間に合いません。
開園時間は8:00と9:00で案内が分かれています
現地ツアー会社や予約サイトの案内はそろって8:00開園としていますが、公式サイトの見学案内ページには9:00開園と書かれています。
どちらが正しいかは断定できません。早朝に着いて開いていないと待ち時間が発生するので、到着を9:00以降に設定しておけば、どちらであっても困りません。
休園日については、以前は月曜・火曜が休みという情報が出回っていましたが、2026年時点で確認した複数のソースはいずれも年中無休(祝日も営業)としています。
現実的なタイムスケジュール
雨季(おおむね6月〜11月)は屋外施設が中心のため、天候の影響を受けやすくなります。時期選びはセブ島のベストシーズン解説で全体像を確認してください。
セブ市内からの行き方3通り|費用と手間の比較

セブサファリは公共交通機関で気軽に行ける場所ではありません。選択肢は送迎付きツアー、タクシー・Grabのチャーター、ローカルバスの3つです。
| 行き方 | 費用の目安(往復) | 向いている人 |
|---|---|---|
| 送迎付きツアー | 入場料込みのパッケージ料金 | 初めてのセブ島・子連れ・運転しない人 |
| タクシー/Grabチャーター | 4,000〜6,000ペソ(1日) | 人数が多い・自分のペースで動きたい人 |
| ローカルバス+乗り換え | 1人100ペソ前後+乗換分 | 費用最優先・現地移動に慣れている人 |
送迎付きツアー|初めてなら結局これがいちばん安全
ホテルからの往復送迎と入場チケットがセットになったツアーが各社から出ています。慣れない土地で帰りの車を探す必要がなく、日本語ガイド付きのプランもあります。
セブ島が初めての方、小さな子ども連れの方には、費用差を払ってでもツアーを勧めます。同じく送迎必須のオスロブのジンベイザメツアーと比べると、サファリは出発時刻が遅い分だけ体力的には楽です。
サファリ以外の選択肢も含めて比べたい場合は、セブ島のオプショナルツアー一覧に料金と所要時間をまとめています。
送迎込みツアーは扱っている会社によって内容が違います。入場料込みかどうか、日本語ガイドが付くか、ホテル送迎の対象エリアはどこまでか。この3点が各社で分かれるので、金額だけで決めず「何が含まれているか」を必ず見てください。
| 販売元 | 主な形態 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| Klook | 入場チケット単体が中心 | 送迎が別手配になる。安いぶん帰りの車は自分で確保する |
| ベルトラ | 往復送迎込みのツアー | 日本語対応の有無と、ホテル送迎の対象エリア |
| 楽天トラベル観光体験 | 往復送迎込みのツアー | 楽天ポイントが付く。支払い方法が国内サイトと同じ |
楽天トラベルで扱っているのはセブサファリ&アドベンチャーパーク入場+往復送迎プランです。ベルトラの送迎込みプランはセブサファリ&アドベンチャーパーク訪問ツアーです。
タクシー・Grabチャーター|帰りの足の確保が最大の課題
自分たちのペースで動きたいなら、車を1日チャーターする方法があります。1日チャーターの相場は4,000〜6,000ペソ、片道だけなら2,500〜3,500ペソ程度が目安です。
注意点は帰りです。サファリ周辺は流しのタクシーがほとんどおらず、Grabもつかまりません。行きに乗ったドライバーと、帰りの時刻を決めて待っていてもらう形が確実です。

ツアナビ編集部|野口
セブ市内ならGrabはすぐ来ますが、北部に入ると台数が一気に減ります。
「帰りは現地で呼べばいい」は、この場所では通用しないと考えてください。
Grabそのものの使い方や料金交渉の考え方は、セブ島でのGrabの使い方にまとめています。
ローカルバス|安いが半日がかり
費用を最優先するなら、セブ・ノース・バスターミナルからカルメン方面行きのバスに乗る方法があります。運賃は100ペソ前後、所要時間は2〜3時間です。
カルメンで下車したあとは、バンやハバルハバル(バイクタクシー)に乗り換えて園まで向かいます。乗り換え分の料金が別途100ペソ前後かかるという案内もあります。
安さは魅力ですが、最終入園13:30に間に合わせるには早朝出発が必須です。現地の交通機関に慣れていない方にはおすすめしません。
そもそも滞在の拠点をどこに置くかで移動の負担は大きく変わります。マクタン島に泊まると北部はさらに遠くなるため、セブ島とマクタン島どっちに泊まる?もあわせて検討してください。
セブ市内側に泊まるなら、北部へ抜ける道に出やすいITパーク周辺を拠点にする手もあります。
園内の見どころ|4時間で押さえたい4つ

園内はとにかく広く、坂道も多いため、行き当たりばったりで回ると体力が持ちません。優先順位をつけて回るのが前提です。
1. トラムでアフリカンサバンナへ
入園したらまずトラムに乗ってサバンナエリアへ向かってください。シマウマ、キリン、インパラなどが放し飼いにされたエリアを走り抜けます。
ここがセブサファリのいちばんの見せ場で、日本の動物園では味わえない体験です。最初に乗ることで園内の地形も把握できます。
2. ホワイトライオンとベンガルトラ

希少なホワイトライオンとベンガルトラの展示エリアは、ガラス越しにかなり近い距離で観察できます。日中は寝ていることが多いので、時間帯を変えて2回のぞくと動いている姿を見られる確率が上がります。
3. バードショー|13:45が基本

サファリスタジアムで開催されるバードショーは、インコやフクロウ、ワシが観客の頭上を飛び回る内容です。開始は13:45が基本で、1日2回(13:45と15:30)という案内もあります。
時間は変更されることがあるため、入園時にその日のスケジュールを必ず確認してください。これを見るかどうかで滞在時間の組み方が変わります。
4. ミッシェルズ・ガーデン(植物園)
動物エリアの合間にあるのがミッシェルズ・ガーデンです。1,200種類以上のランをはじめ、世界中から集められた植物が植えられています。
歩き疲れたタイミングで通ると休憩を兼ねられます。写真を撮る場所としても園内で最も整っているエリアです。
セブ島の観光スポット全体の中でどう位置づけるかは、初めてのセブ島旅行ガイドで整理しています。
入場料と別にかかるお金|アクティビティと餌やりの料金
セブサファリは入場料に含まれない有料アクティビティが多く、ここを知らずに行くと現地で予算が膨らみます。
| 内容 | 料金の目安 |
|---|---|
| ジップライン(全長約1.3km) | 600ペソ前後 |
| スカイバイク | 600ペソ前後 |
| ジャイアントスイング | 650ペソ前後 |
| バギー(ATV) | 800ペソ前後 |
| インコの餌やり | 50ペソ前後 |
| ワニの餌やり | 100ペソ前後 |
| 動物との記念撮影(1枚) | 250ペソ前後 |
この料金は2026年5月時点の現地ツアー会社の案内によるもので、単独ソースです。目安として見ておき、実際の金額は現地の表示で確認してください。
現金は多めに持っていくこと
園内は市内ほどカード決済が浸透していません。餌やりや写真は少額の現金が必要になります。家族4人で行くなら、入場料とは別に3,000ペソ程度を現金で用意しておくと足りなくて困ることがありません。
ジップラインは全長約1.3km、うつ伏せの姿勢で滑空するタイプです。入場料と別料金ですが、サファリまで行くなら体験しておく価値はあります。
服装と持ち物|屋外中心・坂道多めの前提で

セブサファリは屋外施設が中心で、園内は坂道と未舗装路が混ざります。リゾート向けの服装で行くと後悔します。
服装|歩ける靴が最優先
- スニーカーまたはスポーツサンダル(ビーチサンダルは不可)
- 通気性のよいTシャツとハーフパンツ
- 帽子・サングラス・日焼け止め(日陰が少ない区間があります)
- 薄手の羽織りもの(レストランは冷房が強いことがあります)
持ち物|虫除けとモバイルバッテリー
- 虫除けスプレー(自然が多く、水辺のエリアもあります)
- モバイルバッテリー(写真と動画で電池の減りが早い)
- タオル・ウェットティッシュ
- 飲み物(園内でも買えますが割高です)
- 少額の現金(餌やり・写真代)
セブ島の気候に合わせた服装の考え方はセブ島の服装ガイド、旅行全体の持ち物はセブ島旅行の持ち物リストにまとめています。
オスロブ・モアルボアルとどっちに行くべき?

滞在日数が限られている場合、セブサファリと南部のアクティビティは競合します。同じ「丸1日コース」だからです。
| 行き先 | 方角と所要 | 向いている人 |
|---|---|---|
| セブサファリ | 北部・往復4〜5時間 | 小学生以下の子ども連れ/泳がない人 |
| オスロブ(ジンベイザメ) | 南部・往復6〜8時間・早朝発 | 一生に一度の体験を求める人 |
| モアルボアル | 南西部・往復6時間前後 | 海と魚の群れを見たい人/泳げる人 |
子ども連れで「泳がない日」を1日つくりたいなら、セブサファリが最有力です。逆に大人だけで3泊4日程度なら、モアルボアルのイワシの群れとウミガメのほうがセブ島らしい体験として記憶に残ります。
どちらも1日仕事なので、3泊4日で両方を入れるのは現実的ではありません。どちらか1つに絞ってください。
セブ島で選べるツアーの全体像と料金レンジは、セブ島のオプショナルツアー比較にまとめてあります。

セブ島旅行者
子どもがまだ小さくて海はこわがるので、サファリのほうが合っていそう。
行くなら朝早く出る、ですね。
セブサファリに関するよくある質問
- セブサファリは半日で回れますか?
半日では現実的ではありません。
園内だけで最低4時間、セブ市内からの往復に4〜5時間かかります。
サファリに行く日は1日まるごと使う前提で旅程を組んでください。
- 最終入園に間に合わなかったらどうなりますか?
13:30を過ぎると当日は入園できません。
返金や翌日への振り替えができるかは購入方法によって異なります。
渋滞を考えると、市内出発は遅くとも10:30を目安にしてください。
- 子どもの料金は何歳から大人になりますか?
年齢ではなく身長で決まり、約91cm(3フィート)を超えると大人料金です。
小学生はほぼ全員が大人料金になります。
約61〜91cmは大人料金の50%、約61cm未満は無料です。
子連れの宿選びはセブ島の子連れおすすめホテルも参考にしてください。
- 空港から直接セブサファリに行けますか?
物理的には可能ですが、おすすめしません。
空港はマクタン島にあり、サファリまではさらに遠くなります。
荷物を持ったまま丸1日の観光は現実的ではありません。
到着日の動き方はマクタン・セブ国際空港からのアクセスにまとめています。
- ベビーカーは使えますか?
使えますが、坂道と未舗装路が多く快適とは言えません。
抱っこひもを併用できるようにしておくと安心です。
トラムに乗る区間が長いので、園内をすべて歩き通す必要はありません。
- 雨が降ったらどうなりますか?
屋外中心の施設なので、体験の質はかなり落ちます。
スコールであれば1時間ほどで上がることが多く、屋内の休憩スペースで待つ形になります。
一日中降り続く予報なら、日程を入れ替えるほうが満足度は高くなります。
時期ごとの傾向はセブ島のベストシーズン解説で確認できます。
まとめ|行くなら朝出発、迷うなら子ども連れかどうかで決める
セブサファリは、規模と体験の質でいえばセブ島でも上位の観光施設です。ただし丸1日を使う覚悟が必要で、旅程が短いほど優先度は下がります。最後に要点を整理します。
- 最終入園13:30
→ 市内出発は10:30まで。朝ゆっくりすると間に合いません - 入場料は平日と週末・祝日で違う
→ 土日は数百ペソ高くなります - 子ども料金は身長91cmが境目
→ 小学生はほぼ大人料金 - 年中無休・8:00〜17:00
→ 月火休園という情報は古いものです - 帰りの車は行きに確保
→ 現地でGrabはつかまりません
小学生以下のお子さんがいて、海以外の1日をつくりたい。この条件に当てはまるなら、セブサファリは有力な選択肢です。
滞在の拠点選びはセブ島のおすすめホテル、出発前の準備はセブ島の旅行準備ガイドにまとめています。
北部まで自分たちで車を出す場合の費用感は、セブ島の車の借り方・チャーター料金で比較しています。