
セブ島旅行者
セブ島のツアー、数が多すぎてどれを選べばいいのか分からない…
料金もサイトによってバラバラだし、結局いくらかかるの?
結論から言うと、セブ島のツアーは「海」「陸」「1日で2つ回るセット」の3つに割ってから選ぶと迷いません。そして料金比較でつまずく原因はほぼ一つ、表示価格に含まれていない現地払いの費用です。
数十種類を横並びで眺めても、決められないまま時間だけが過ぎます。
この記事で分かること
- 海・陸・セットの3分類と、自分がどれを選ぶべきかの判断軸
- 種類ごとの料金相場と所要時間(2026年7月末時点の実測ベース)
- 予約サイトに小さく書かれている「含まれないもの」の中身
- オスロブ方面のセットツアーが実際に何時にホテルを出るのか
- Klook・ベルトラ・Trip.comの使い分けと、日本語対応の要否
読み終えるころには、自分の日程に合うツアーと、必要な現金の額まで決まっています。
📌 この記事の立ち位置|料金は2026年7月31日にKlookの日本語ページで確認した実額をもとにした目安です。為替とシーズンで動くため、金額はレンジで書いています。予約時は各サイトで最新の料金をご確認ください。なお筆者はセブに20回以上渡航し、累計2年以上滞在しています。
セブ島のオプショナルツアーは「海」「陸」「セット」の3つで考える
セブ島のツアーは数が多く、比較サイトを開いた時点で情報量に押されます。まず大きく3つに割ってから、その中で選ぶほうが早く決まります。
セブ島ツアーの選び方・3ステップ
- ① 海か陸か|泳ぐ・船に乗るなら海、観光地や滝をまわるなら陸。子ども連れや泳ぎが苦手な人は陸から選ぶと外しません
- ② 1日を何に使うか|ジンベエザメやボホール島は丸1日。半日で済ませたいなら市内観光かマリンスポーツ
- ③ セットにするか|滞在が3〜4日と短いなら、1日で2か所まわるセットツアーが効率的。ただし出発は早朝です
滞在するエリアによっても向き不向きが変わります。マクタン島のリゾートに泊まるならマリンスポーツが目の前にありますが、オスロブやカワサン滝は南部なのでセブ市内発のほうが集合が楽です。
エリアの違いはセブ市内とマクタン島どちらに泊まるべきかで比較しています。滞在先がまだ決まっていない方はセブ島のおすすめホテルから先に決めてください。

ツアナビ編集部|野口
ツアーを先に決めてからホテルを取る人は少数派ですが、ジンベエザメに行くと決めているならセブ市内側に泊まったほうが朝が1時間ラクになります。
編集部が選んだ5つ|セブ島で最初に検討したいツアー

ランキングという形は取りません。順位をつけるには根拠が要りますが、予約サイトごとに人気の出方が違うため、「何位」は書けないというのが正直なところです。
代わりに、次の3つの条件をすべて満たすツアーを5つ選びました。
- セブ市内またはマクタン島から日帰りできる
- ホテル送迎込みで予約できる(現地での移動手配が要らない)
- 通年で催行されている(雨季でも中止になりにくい)
| ツアー | 目安料金 | 所要 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| オスロブのジンベエザメ | 9,000〜11,000円 | 約10時間 | 一度は見たい人・写真狙い |
| アイランドホッピング | 15,000〜19,000円 | 約7時間 | 子ども連れ・グループ |
| カワサン滝キャニオニング | 9,000〜11,000円 | 約11時間 | 体を動かしたい人 |
| ボホール島日帰り | 14,000〜17,000円 | 約12時間 | 観光地を回りたい人 |
| マクタンのマリンスポーツ | 1,000〜5,000円 | 15分〜1時間 | 半日だけ空いた人 |
この5つで、セブ島でやりたいことのほとんどはカバーできます。子ども連れの場合はアイランドホッピングとマリンスポーツが無難で、選び方はセブ島の子連れ旅行ガイドにまとめています。
行き先の島の選び方と料金相場は、セブ島アイランドホッピング完全ガイドに4島分の特徴をまとめています。
海のアクティビティ|ジンベエザメ・アイランドホッピング・モアルボアル・マリンスポーツ

セブ島に来る理由の多くは海です。ただし「海のツアー」と一口に言っても、丸1日かかるものと半日で終わるものが混在しています。
オスロブでジンベエザメと泳ぐ

セブ島南部のオスロブで、野生のジンベエザメとシュノーケリングする定番ツアーです。目安料金は9,000〜11,000円、所要は約10時間。ホテル出発は朝5時前後になります。
遭遇率が高い一方で、餌付けによって集めているという指摘があり、参加するかどうかは考え方の分かれるところです。詳しくはオスロブのジンベエザメツアー解説で扱っています。
予約はKlookのオスロブ ジンベエザメ シュノーケリングツアーか、ベルトラのジンベイザメと泳ぐツアー一覧から探せます。
アイランドホッピングで離島をめぐる

マクタン島の港から船を出し、ヒルトゥガン島・ナルスアン島・カオハガン島などを回ります。目安料金は15,000〜19,000円で、所要は約7時間。BBQランチが付き、日本語ガイドを選べるツアーもあります。
海に入る時間と船の上で過ごす時間が半々で、泳がない人でも退屈しにくいのが利点です。5つの中では最も子ども連れ向きだと考えています。
予約はKlookの3島アイランドホッピング(日本語ガイド対応)とベルトラのアイランドホッピング一覧を見比べてください。
モアルボアルのイワシの群れとウミガメ

セブ島西部のモアルボアルは、ビーチから泳いですぐの場所にイワシの大群がいる珍しい場所です。ウミガメに会える確率も高く、単体ツアーよりオスロブとのセットで組まれることが多くなっています。
片道3時間かかるため日帰りはかなりハードです。滞在に余裕があれば現地1泊も選択肢になります。詳細はモアルボアルの行き方と見どころにまとめました。
マクタン島のマリンスポーツ(半日以下)
パラセーリング・ジェットスキー・バナナボートなど、マクタン島のビーチで完結する短時間メニューです。目安料金は1,000〜5,000円と手軽で、パラセーリングは15分程度から。
「午前中だけ空いた」「最終日にチェックアウト後の時間が余った」という場合に使いやすく、送迎なしでも参加できます。Klookのマクタン島ウォータースポーツが分かりやすい入口です。

セブ島旅行者
半日ツアーって、結局ホテルのプールでいいかなってなりませんか?

ツアナビ編集部|野口
なります。実際、リゾートのプールが良いホテルなら無理に外に出る必要はありません。半日メニューは「プールに飽きた日の午後」に取るくらいがちょうどいいです。
陸のアクティビティ|ボホール島・カワサン滝・セブ市内観光

泳がない日をつくりたいとき、雨季で海の状況が読めないときは陸のツアーが選択肢になります。
ボホール島 日帰りツアー

高速船で約2時間の隣島へ渡り、チョコレートヒルズとターシャ(メガネザル)を見る定番コースです。目安料金は14,000〜17,000円、所要は約12時間半。ロボック川のランチクルーズが付くツアーが一般的です。
セブ島のツアーの中では最も「観光地を回った」感が強く、海が苦手な人でも成立します。Klookのボホール島1日ツアーは英語ガイドですが、日本語ガイド希望ならベルトラのボホール島ツアー一覧のほうが見つけやすいです。
カワサン滝のキャニオニング

ターコイズブルーの滝つぼへ、飛び込みながら川を下っていくアクティビティです。目安料金は9,000〜11,000円、所要は約11時間。高いところから飛べるかどうかで満足度が変わります。
体力を使うため、小さなお子さん連れには向きません。飛び込みなしで滝を見るだけのコースもあります。Klookのカワサン滝キャニオニングとベルトラのカワサン滝トレッキング一覧から選べます。
セブ市内観光とセブサファリ

マゼランクロス、サントニーニョ教会、サンペドロ要塞を半日で回る市内観光は、到着日や最終日に入れやすいメニューです。Klookのセブ市内半日ツアーが代表的なコースです。
動物と触れ合える大型施設に行くなら、セブサファリ&アドベンチャーパークが丸1日使える選択肢になります。入場料と最終入園時刻に注意が必要です。
陸のツアーは海と違って天候で中止になりにくいのが利点です。雨季の旅程に1日入れておくと、海が荒れた日の逃げ道になります。ベルトラではセブ島の観光アクティビティ一覧から探せます。
1日で2つ回る「セットツアー」という選択肢
滞在が3〜4日と短い場合、1日に2か所を詰め込むセットツアーが現実的な解になります。オスロブのジンベエザメを軸に、南部の別スポットを組み合わせる形が主流です。
| 組み合わせ | 目安料金 | 所要 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ジンベエザメ+バディアン渓谷 | 9,000〜11,000円 | 10〜16時間 | 最も安く2か所回れる |
| ジンベエザメ+ツマログ滝+モアルボアル | 10,000〜13,000円 | 約1日 | 海と滝を1日で |
| ジンベエザメ+スミロン島 | 15,000〜19,000円 | 約14時間 | 日本語ガイド付きが選べる |
料金だけ見ると単体ツアーとほとんど変わらないため、「どうせ行くならセットで」という判断になりがちです。ただし料金は変わらなくても、所要時間は確実に伸びます。

ツアナビ編集部|野口
ここは正直に書きます。スミロン島とのセットはホテルのピックアップが午前1時50分〜2時40分です。
「早朝出発」と書かれていても、実際は深夜出発だと思っておいてください。前日はツアー以外の予定を入れないほうがいいです。
集合が深夜〜早朝になるため、前日の夜に配車アプリで移動する予定は入れないことをおすすめします。この時間帯はGrabもつかまりにくくなります。
逆に、滞在が5日以上あるなら無理にセットにする必要はありません。単体ツアーを2日に分けたほうが体は確実に楽です。
料金の相場と「含まれていないもの」
ツアー料金の比較で失敗しやすいのが、表示価格に含まれていない費用を見落とすことです。同じツアーでも、現地で追加1,000〜3,000円かかることは珍しくありません。
種類ごとの相場(2026年7月末時点)
| 種類 | 目安料金 | 所要 | 送迎 |
|---|---|---|---|
| マリンスポーツ(単品) | 1,000〜5,000円 | 15分〜1時間 | なしが多い |
| 市内観光(半日) | 4,000〜8,000円 | 約4時間 | あり |
| ジンベエザメ・カワサン滝 | 9,000〜11,000円 | 10〜11時間 | あり |
| アイランドホッピング | 15,000〜19,000円 | 約7時間 | あり |
| ボホール島日帰り | 14,000〜17,000円 | 約12時間 | あり |
| セットツアー | 9,000〜19,000円 | 10〜14時間 | あり |
現地で追加になるお金
ここが本記事でいちばんお伝えしたい部分です。予約サイトの「含まれないもの」欄は小さく書かれているため、見落とされがちです。
- オスロブの環境保全税|外国籍1,000ペソ(2025年3月21日から。ツアー料金とは別に現地で現金払い)
- キャニオニングのGoProレンタル|約800ペソ/ジップライン|約600ペソ
- 燃料費・ボート代を別途現金で集めるツアーがある(催行会社によって扱いが違います)
- 昼食代(「ランチ付き」と書かれていないツアーは自己負担)
- シュノーケル装備のレンタル代
- ガイドへのチップ(義務ではありませんが、送迎ドライバーに100ペソ程度渡す人が多い印象です)
現金の準備について
上記はほぼすべてペソの現金払いです。カードは使えません。外国籍1,000ペソの環境保全税だけでも、2人なら2,000ペソ必要になります。
オスロブ方面のツアーに参加する日は、1人あたり2,000〜3,000ペソを小額紙幣で持っておくと現地で困りません。両替は空港よりモールのほうがレートが良いです。

セブ島旅行者
ツアー代を払ったのに、現地でまたお金を出すんですか?

ツアナビ編集部|野口
そうです。環境保全税は自治体に払うものなので、ツアー会社の料金には含められません。
「合計いくらかかるか」で比べないと、安く見えたツアーが実は割高だった、ということが起こります。
ツアーを使わず自分たちで回りたい場合は、貸切チャーターとレンタカーの料金を先に確認してください。3〜4泊なら運転手付きのほうが総合的に得になるケースが多いです。
ツアーとは別に、空港の送迎だけを手配することもできます。
料金の目安はセブ・マクタン空港の送迎ガイドで確認できます。
予約サイトの選び方|Klook・ベルトラ・Trip.comの違い
セブ島のツアーは、同じ内容でも予約サイトによって価格と条件が変わります。主要3社の使い分けは次のとおりです。
| 予約サイト | 強み | 向いている人 |
|---|---|---|
| Klook | 掲載数が多く価格が安い。電子チケットで当日利用しやすい | 自分で組みたい人・価格重視 |
| ベルトラ | 日本語ガイド付きツアーが探しやすく、日本語で問い合わせできる | 初めてのセブ島・子ども連れ |
| Trip.com | ホテルや航空券とまとめて管理できる | すでにTrip.comで航空券を取った人 |
価格だけで選ぶならKlook、トラブル時に日本語でやり取りしたいならベルトラ、という整理で大きく外しません。
金額差は同じツアーで1,000〜2,000円程度のことが多く、日本語対応にその差額を払う価値があるかどうかが判断の分かれ目です。初めての海外で、しかも早朝出発のツアーであれば、私はベルトラを勧めます。
航空券をまだ取っていない方は、セブ島への行き方と航空券の取り方もあわせてご覧ください。
予約前に決めておくこと|時期・服装・持ち物

予約はいつまでにすればいいか
人気ツアーは前日でも空いていることがありますが、日本語ガイド付きは枠が少ないため早めに埋まります。目安として、日本語ガイド希望なら2週間前、英語ガイドでよければ3日前が目安です。
乾季(12〜5月)のハイシーズンと、年末年始・ゴールデンウィークは1か月前でも埋まることがあります。時期ごとの混み方はセブ島のベストシーズンで解説しています。
服装と持ち物
海のツアーは水着を服の下に着て集合するのが基本です。現地に更衣室がない、あっても混雑している、というケースがあります。
- ラッシュガード(日差しが想像以上に強く、日焼け対策は必須です)
- 濡れてもいいサンダル(ビーチサンダルは船の上で滑ります)
- ペソの小額紙幣(前述の追加費用のため)
- 防水ケース(スマホを船に持ち込む場合)
- タオルと着替え(送迎車が冷房で寒いことがあります)
詳しくはセブ島の服装ガイドと持ち物チェックリストにまとめています。
セブ島のオプショナルツアーに関するよくある質問
- 日本語ガイドは必要ですか?
初めてのセブ島であれば、あったほうが安心です。
英語ガイドのツアーでも進行に困ることはほとんどありませんが、体調不良や機材トラブルが起きたときの意思疎通が変わります。
料金差は1,000〜2,000円程度です。
日本語ガイド付きはベルトラのほうが探しやすい印象です。
- 現地で当日申し込めますか?
ホテルのツアーデスクや街中の代理店で当日申し込めるものもあります。
ただし送迎の手配が間に合わず、集合場所まで自力で行く条件になることがあります。
料金もオンライン予約より高いことが多いため、事前予約をおすすめします。
- 雨季でもツアーはできますか?
できます。セブ島の雨はスコール型で、一日中降り続くことは多くありません。
ただし波が高いと船を出すツアーは中止になります。
中止になった場合の返金条件は予約時に必ず確認してください。
時期ごとの傾向はベストシーズン解説にまとめています。
- 子どもは何歳から参加できますか?
ツアーごとに下限年齢が決まっており、キャニオニングは高めに設定されています。
アイランドホッピングとマリンスポーツは幼児から参加できるものが多くあります。
ジンベエザメは年齢制限より泳力の問題が大きく、ライフジャケット着用でも小さなお子さんには負担があります。
子連れの組み立て方は子連れセブ島旅行ガイドで扱っています。
- キャンセル料はいつからかかりますか?
多くのツアーで前日24時間前まで無料、それ以降は全額というのが一般的です。
貸切ツアーや少人数制のツアーはより厳しい条件になることがあります。
天候による催行中止は主催者都合となり、返金または振替になるのが通常です。
- ツアーの集合場所はホテルですか?
送迎付きのツアーはホテルロビーでのピックアップが基本です。
ただし送迎範囲が「セブ市内・マクタン島の主要ホテル」に限られることが多く、範囲外だと指定の集合場所まで行く必要があります。
予約前に自分のホテルが送迎範囲に入っているか確認してください。
範囲外の移動はGrabが使えます。
まとめ|「海か陸か」と「追加費用込みの総額」で決める

セブ島のオプショナルツアーは種類が多く、比較を始めると決められなくなります。最後に判断の順番を整理します。
- まず海か陸かを決める|泳ぐなら海、観光地を回るなら陸。ここで候補が半分に減ります
- 1日使うか半日かを決める|ジンベエザメとボホール島は丸1日、マリンスポーツは半日以下
- 滞在3〜4日ならセットツアー|ただし深夜〜早朝のピックアップになることを前提に
- 総額で比べる|環境保全税1,000ペソ・機材レンタル・昼食代を足してから価格を比較する
- 日本語対応が要るかを決める|要るならベルトラ、価格重視ならKlook
日程が決まっているなら、まず空き状況だけ先に確認しておくと安心です。人気ツアーと日本語ガイド枠は、直前になるほど選択肢が減ります。
滞在の拠点はセブ島のおすすめホテル、出発前の準備はセブ島の旅行準備ガイド、初めての方はセブ島旅行のはじめかたからどうぞ。