セブ島旅行者

4泊5日でセブ島に行きます。

親も小さい子も一緒なんですが、ジンベイザメもアイランドホッピングも入れて大丈夫ですか?

4泊5日と聞くと余裕がありそうですが、初日と最終日は移動日として消化されます。

そのため、実際に自由に動けるのは中3日です。

その3日に「往復6時間のジンベイザメ」と「フェリーでボホール」を両方入れると、3世代・子連れの旅は途中で崩れます。
この記事は、そうならないでセブ島旅行を満喫できる4泊5日の組み方を紹介します。

この記事を書いている僕はセブには20回以上通い、累計で2年以上滞在しています。そのなかで、親と当時1歳半の息子を連れた3世代5〜7人の4泊5日のセブ島旅行を2回、実際におこなっています。

この記事で分かること

  • 4泊5日でまるまる1日動ける日の中3日のプラン
  • 3世代で実際に回った日程(Day1〜Day5)と、そこで削ったもの
  • ジンベイザメやボホールを入れる「詰め込み型」が向く人・向かない人

この記事が読み終えるころには、自分たちの家族構成なら中3日をどう配分すればいいかが決まっている状態になるので、日程を詰めすぎていないか、4泊5日で無理のないスケジュールかどうか不安な方は最後まで是非読み進めてください。

結論|動けるのは中3日。3世代・子連れなら、1日は「移動ゼロ」にする

シャングリ・ラ マクタンのメインプール。奥に赤い屋根の客室棟とヤシの木が並ぶ(宿泊時撮影)

4泊5日の初日は、着いてホテルに入ったらほぼ終わりです。最終日も、便によっては朝のうちに空港へ向かうことになります。

残る中3日の配分が、この旅の満足度をほぼ決めます。
3世代・子連れなら、次の配分が崩れにくいです。

中3日の枠使い方実際にやったこと
終日アクティビティ(1日)海に出る日。この日だけ朝から動くアイランドホッピング
半日だけ外出(1日)昼だけ市内へ出て、午後はホテルに戻るハウス オブ レチョンで昼食→ホテル
移動ゼロ(1日)ホテルから出ない。親と子の休息日スパとプールと室内遊び場

上記のように「移動ゼロの日」を最初から入れておくのがポイントです。

予定を詰めて余った日を休みにするのではなく、休む日を先に固定します。

ツアナビ編集部

僕らの実際の日程は、1日目ホテル、2日目レチョン、3日目アイランドホッピング、4日目SMシーサイドとランタウ、5日目帰国です。

一人で来るときの僕なら、ここにジンベイザメかボホールも入れますが、親と1歳半の子がいる旅では、動く日を1日に絞るくらいのゆとりが正解でした。

そもそも何泊にするかで迷っている段階なら、セブ島は何泊がベスト?で目的別に泊数を先に決めてください。この記事は4泊5日に決めたあとの話です。

「詰め込み型」の4泊5日が向く人、向かない人

4泊5日のモデルコースを検索すると、多くの記事が同じ型を出してきます。2日目にオスロブのジンベイザメ、3日目にボホール島の日帰り、4日目にアイランドホッピングという組み方です。

この型が間違っているわけではありません。

ただし、体力的にはハードになるため、向いている人と向いていない人が、はっきり分かれるだけです。

詰め込み型(ジンベイザメ+ボホール+離島)ゆっくり型(この記事の日程)
向く人一人旅、カップル、学生グループ。朝4時台の出発と車内3〜4時間に耐えられる3世代、乳幼児連れ、親の年齢が高い、暑さに弱い人がいる
1日の動き早朝出発→深夜帰着が2日続く朝から動くのは1日だけ。あとは昼まで、または動かない
崩れ方3日目に誰かが体調を崩すと、以降の予定が全部飛ぶ崩れる要素が少ない。物足りなければ最終日に足せる
ホテルの使い方寝るだけ。安い宿で十分滞在の半分をホテルで過ごす。レストランとプールの数が要る

詰め込み型で行くなら、ジンベイザメの行き方と自力・ツアーの比較はセブ島ジンベイザメツアー比較、ボホールの日帰りはボホール島ツアーにまとめています。

ここから先は、ゆっくり型の日程を1日ずつ書いていきます。

実際の日程|3世代5人で回った4泊5日

泊まったのはマクタン島のシャングリ・ラ マクタンです。移動はすべてタクシーとGrabで、レンタカーもチャーターも使っていません。

Day1|到着。ホテルに入ったら、その日はもう動かない

セブ島シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパの入り口にある大きな石造りの看板

初日の中身は、便でほぼ決まります。フィリピン航空の直行便は夕方着、セブパシフィックは昼過ぎに着く便が多く、どちらでもホテルに入るころには半日が終わっています。

空港からホテルまでは、送迎を予約しておくのがいちばん楽です。出口でネームプレートを持って待っていてくれるので、子連れで荷物が多くても迷いません。

チェックインしたら、その日は館内のレストランで夕食を取って終わりにします。
初日に市内へ出ようとすると、渋滞と疲れで翌日に響きます。

送迎の料金相場や予約の仕方はセブ島の空港送迎ガイドで解説しています。便の時間帯で迷っている段階なら、セブパシフィックとフィリピン航空の比較が先です。

Day2|昼だけ市内へ。ハウス オブ レチョンで食べて、ホテルに戻る

2日目は「半日だけ外出」の日です。マクタン島からGrabでセブシティへ渡り、レチョン(豚の丸焼き)の専門店で昼食を取って、午後にはホテルへ戻ります。

行ったのはアカシア通りのハウス オブ レチョンです。2026年時点でミシュランガイドに掲載されていて、営業は10時から21時ですが、昼前に着かないとレチョンが売り切れることがあります。

マクタン島からセブシティまでは車で30〜60分です。往復で2時間近く車に乗るので、この日はこれ以上の予定を入れません。

午後は、ホテルに戻って家族が別々に過ごしました。
この「別々に過ごせる時間」があるかどうかが、3世代旅行の疲れ方を大きく変えます。

ツアナビ編集部

午後は、妻と義母がホテルのスパ「CHI, The Spa」でゆっくりして、僕は息子と館内の室内遊び場で遊んでいました。ボールプールのある幼児向けのエリアがあって、1歳半でも十分遊べます。

親世代にスパ、子どもに遊び場、と分かれる時間を作れたのは、ホテルの中にその両方があったからです。

この室内遊び場はAdventure Zoneという名前で、3階建ての遊具と幼児用のボールプールがあります。営業は8:00〜13:30と14:00〜22:00で、有料です(2026年9月確認)。

Day3|終日アクティビティ。アイランドホッピングでナルスアン島へ

アイランドホッピングで使うバンカーボートと、出航の準備をするスタッフ

朝から動くのはこの日だけです。マクタン島の港からバンカーボートで沖へ出て、ナルスアン島ともう1島を回りました。

ナルスアン島は海の上に長い桟橋が伸びている島で、海洋保護区に指定されています。入島料が別にかかり、情報源によって200〜300ペソと幅があるので、ツアー料金に含まれているかを予約時に確認してください(2026年9月確認)。

アイランドホッピングを3世代で選んだ理由は、ジンベイザメと違って「行き帰りが短い」ことです。
港までは車で30分ほど、島まではボートで30〜45分なので、朝4時に起きる必要がありません。

アイランドホッピングを予約する

入島料込みかどうかを見比べられる

Klookでアイランドホッピングを探す

貸切と乗合の料金差が分かる

Trip.comでツアーを比較する

日本語ガイド付きツアーが充実

VELTRAで空き状況を見る

行き先の島の選び方や、ボートを貸し切るか乗り合いにするかはセブ島アイランドホッピング完全ガイドで比べています。

Day4|SMシーサイドで買い物、ランタウで海を見ながら夕食

4日目は、前日に動いた分をゆるく使います。午後からセブシティ南のSRP(サウス・ロード・プロパティーズ)にあるSMシーサイド シティ セブへ行き、お土産と買い物を済ませました。

夕食は、SMシーサイドのすぐ近くにあるランタウのSRP店です。海沿いの2階建てのオープンエアの店で、フィリピン料理を1皿200〜400ペソほどで食べられます(営業11:00〜23:00、2026年9月確認)。

買い物と夕食を同じエリアで済ませるのがこの日のコツです。

渋滞の激しいセブシティを2度またぐと、それだけで親世代の体力を削ります。

Day5|帰国。便の時刻で、最終日の使い方が変わる

最終日は「何をするか」より「何時の便か」で決まります。フィリピン航空は朝8時台の出発が多く、その場合は5時台にホテルを出るので、最終日は移動だけです。

セブパシフィックには深夜2時台に出発する便があります。この場合はチェックアウトから搭乗まで10時間以上空くので、レイトチェックアウトを頼むか、空港前のホテルに部屋を取って夜まで休むかを決めておきます。

深夜便の前後をどう過ごすかは、セブ島の空港近くのホテルは必要かどうかで3つのケースに分けて書いています。

ホテルで過ごす時間が長い旅は、レストランの数で決まる

シャングリ・ラマクタンのコウリーーコーブでロブスターを見せてくれるスタッフ

ゆっくり型の4泊5日は、滞在の半分をホテルの中で過ごします。そうなると、ホテル選びの基準は部屋の広さやビーチではなく、レストランの数に変わります。

シャングリ・ラ マクタンを選んだ理由もそこです。館内のレストランを4泊のあいだに一通り回れる数があり、同じ店に2回入っても「また同じ」になりにくい規模でした。

朝食会場になる店でも、夜に別の顔があるかどうかで印象は変わります。

ツアナビ編集部

いちばん良かったのはシーフードのCowrie Cove(コウリー コーブ)で、エビが美味しくて雰囲気もよく、4泊のあいだに2回行きました。この滞在以外でも通っているくらい好きな店です。

TidesとACQUAは朝食会場にもなるので、夕食で入ると既視感は出ます。ただTidesは夜にレチョンのパフォーマンスがあって家族は楽しんでいましたし、僕自身はACQUAの夕食のほうが好みでした。

プールサイドのBuko Barの軽食も侮れなくて、ファラフェルバーガーが意外なほど美味しかったです。

この「飽きる」問題は、規模の小さいリゾートほど早く訪れます。

同じマクタン島でも、ブルーウォーター マリバゴはバーやカフェを含めて4店舗ほどで、2〜3泊なら十分ですが、4泊を館内で過ごすと親世代が先に飽きます。

シャングリ・ラの部屋や朝食の詳細はシャングリラ マクタンの口コミに、他のリゾートとの使い分けはマクタン島のホテルおすすめにまとめています。

シャングリ・ラ マクタンの料金をチェック

4泊するなら、同じ日程を2つのサイトで並べて見ると数千円の差が出ることがあります

Trip.comで料金を見る Agodaでも料金を比較する

移動はタクシーとGrabで足りる

シャングリラマクタンのBuko Barの料理

この4泊5日で使った移動手段は、タクシーとGrabだけです。レンタカーもチャーターも使っていません。

ゆっくり型の日程は、市内へ出るのが2日目と4日目の2回だけです。
1日に何か所も回らないので、1台を1日押さえるチャーターの元が取れません。

逆に、詰め込み型でオスロブやカワサン滝を入れるなら、ツアーかチャーターが前提になります。移動の回数で手段を決めるのが基本です。

Grabの登録や料金の目安はセブ島Grabアプリの使い方で解説しています。

この日程にかかる費用の目安

この日程で費用の大半を占めるのはホテルです。

ゆっくり型は滞在の半分をホテルで過ごすので、ここを削ると旅の質がそのまま落ちます。

項目目安備考
ホテル4泊予約サイトで日程を入れて確認季節と部屋タイプで数倍変わるため、この記事では固定の金額を書きません
空港送迎(往復)1台3,000〜4,000円×2人数ではなく台数で決まる
アイランドホッピングツアー料金+入島料200〜300ペソ/人入島料が含まれるかを予約時に確認
ランタウの夕食1皿200〜400ペソ5人で数皿を分ける形
市内への往復(Grab)2日目・4日目の2回分時間帯と渋滞で変動

航空券・両替・現地で持つ現金の額まで含めた全体の予算は、セブ島旅行の予算で人数別に出しています。

よくある質問

4泊5日でジンベイザメとアイランドホッピングの両方は入りますか?

日程上は入ります。ただしジンベイザメは朝4時台の出発で往復6時間以上かかるので、3世代や乳幼児連れなら、どちらか1つに絞るほうが旅全体が崩れません。

セブシティとマクタン島、4泊5日ならどちらに泊まるべきですか?

ゆっくり型なら、ホテルで過ごす時間が長いぶんプールとレストランの数が要るので、マクタン島のリゾートです。買い物や食べ歩きを優先するならセブシティも選択肢に入ります。

1歳の子どもを連れてアイランドホッピングはできますか?

できますが、1歳半で連れて行った実感では、子ども自身が楽しむ年齢ではありませんでした。大人が海を楽しむための日と割り切り、日陰と休憩場所のある島を選んで船上の時間を短くしてください。

3泊4日だと、この日程はどう変わりますか?

動ける日が中2日に減るので、「移動ゼロの日」を削るのではなく「半日外出」を削ります。休息日を残したほうが、3世代旅行は最後まで持ちます。

まとめ|休む日を先に固定する

4泊5日で動けるのは中3日です。3世代・子連れなら、その3日を「終日1日・半日1日・移動ゼロ1日」に分けると崩れません。

  • Day1:送迎でホテルへ直行。その日は動かない
  • Day2:昼だけ市内へ(ハウス オブ レチョン)。午後はスパと室内遊び場に分かれる
  • Day3:アイランドホッピング(ナルスアン島ほか)
  • Day4:SMシーサイドで買い物→ランタウで夕食。同じエリアで完結させる
  • Day5:便の時刻で決まる。深夜便なら空港前かレイトチェックアウト

予定を詰めて余った日を休みにするのではなく、休む日を先に固定して余裕をもったスケジュールをつくる。

これが3世代の4泊5日でセブ島旅行を、満喫するいちばんの秘訣でした。