セブ島旅行者

LCCは疲れるって聞くけど、実際どうなの?

フィリピン航空は高いイメージだけど、その差額を払う価値はある?

初めてのセブ旅行や久しぶりの海外渡航だと、ここで迷ってしまう方は多いはずです。

結論から言うと、預け荷物があるならフィリピン航空、バックパック1本の身軽な一人旅ならセブパシフィックが最適解です。

LCCは一見安く見えますが、荷物を追加していくとフィリピン航空(FSC)と数千円しか変わらないことも珍しくありません。選ぶ基準は、ズバリ預ける荷物の量と誰と行くかです。

この記事では、セブ島渡航歴20回以上の経験を元に単なるスペック比較ではなく、

  • 座席の幅(シートピッチ)のリアルな限界
  • 意外と知らないマニラ空港の乗り継ぎのコツ
  • 深夜・早朝便の体力的なハードさ

など実体験ベースをもとに、料金・荷物・サービスの比較はもちろん、あなたの旅のスタイルに合った後悔しない航空会社選びを、一緒に見ていきましょう。

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  • Trip.com
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セブパシフィック航空とフィリピン航空の基本的な特徴

羽田空港

フィリピンへの翼を選ぶ際、単なる「運賃」だけで決めてしまうと、現地到着後の疲労感に後悔することも。
まずは、両社の大きな違いを一覧で比較してみましょう。

比較ポイントフィリピン航空 (FSC)セブパシフィック航空 (LCC)
出発時間昼〜午後で安定朝・夜バラバラ
到着時間夕方〜夜深夜・早朝便あり
体への負担少ない(フルサービス)ややキツい(LCC)
家族向き◎(安心・快適)△(体力勝負)

このように、サービス内容だけでなく「時間帯」が大きく異なります。

特に子連れや慣れていない方は、このスケジュールの差が移動の疲れを分けるポイントになります。

格安な運賃が魅力のLCC|セブパシフィック航空

セブパシフィック航空が離陸するところ

セブパシフィック航空は、フィリピン最大の路線網を持つ格安航空会社(LCC)です。 最大の魅力は徹底したコスト削減によるベース運賃の安さ。

機材も新しく清潔感があります。

ただし、受託手荷物や機内食、座席指定はすべて有料オプションです。また、リクライニングはなく、シートピッチは約28〜29インチと狭く、平均的な日本人男性でも足元はややタイトに感じることが多いです。

平均的な体格で、快適に過ごしたい方であれば、前方席や非常口席などPremium、Standard Plus(足元が広い席)を選ぶと、体感の快適さは大きく変わります。

荷物が少ない身軽な一人旅や、浮いたお金を現地でのアクティビティに回したい方に最適です。

ツアナビ編集部|野口

身長171cm(日本人の平均程度)、体重63〜65キロの僕でも足元はギリギリに感じます。

足元は我慢できてもリクライニングがないためネックピローはかかせないです。

充実したサービスで安心なFSC|フィリピン航空

フィリピンを代表するフルサービスキャリア(FSC)であるフィリピン航空は、安心をすべて詰め込んだ航空会社です。
運賃には機内食、ドリンク、そして23kgまでの受託手荷物が最初から含まれています。

座席はJALやANAと同等のゆとりがあり、ヘッドレストがあるためネックピローなしでも快眠できます。

さらに、ANAとのコードシェア便も運航されており、ANA便名で予約できるケースもあります。マイルを貯めたい方や、日系航空会社のサービスに慣れている方にとっては安心材料のひとつです。

「LCCは安そうに見えて、荷物代を足すと意外と高くなった」というケースは多いもの。早めに予約すればセブパシと大差ない金額で取れることもあるため、特に家族旅行やお土産が多い方は、まずこちらをチェックすべきです。

夜に到着するフィリピン航空の場合、空港近くのマクタン島リゾートに泊まると初日の移動が楽です。
エリアごとの位置関係は以下の記事を確認してください。
セブ島エリアマップ|観光・滞在エリアが一目でわかる地図【初心者向け】

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【項目別】セブパシフィックとフィリピン航空のサービスを徹底比較

航空券を選ぶ際、表面上の「安さ」だけで決めると、空港での追加料金や体力の消耗で、結果的に高くつくことがあります。

今回は料金をはじめ手荷物や機内サービスなど、6つの重要項目で比較しました。

航空券の料金はどちらが安い?燃油サーチャージを含めた総額で比較

基本運賃だけならセブパシフィック航空が圧倒的に安いですが、LCCは燃油サーチャージや諸税、預け荷物の代金を加算すると、最終的な総額が跳ね上がります。

フィリピン航空は最初からすべて込みの料金設定。

実は、早めの予約に行動を移せるのであればm両社の価格差がほとんどなくなるケースも多いです。「LCC=絶対安い」と思い込まず、まずは両方の総額を並べてみるのが賢い選び方です。

無料で荷物を預けられる?受託手荷物のルールと料金の違い

フィリピン航空は通常23kgまでの預け荷物が無料。対してセブパシフィックはすべて有料オプションです。

LCCだと事前の荷物枠購入が必須。これを忘れて当日カウンターで追加すると、20kgで4,000〜5,000円前後かかることもあり、事前購入の2倍以上になるケースも普通にあります。

さらに重量オーバーになると、1kgごとに追加料金が発生するため、想像以上に高額になることも。

ツアナビ編集部|野口

もともと機内持ち込みで考えていた手荷物の重量オーバーがチェックイン時に発覚すると、高額になるので注意が必要です。

機内に持ち込める手荷物の個数と重量制限

機内の通路に乗客が並び、出発や到着を待つ飛行機の客室風景。

機内持ち込み手荷物は、両社とも合計7kgまでという制限が設けられています。

キャリーケース1個と、身の回りの品(ハンドバッグやパソコンバッグなど)1個の計2個まで持ち込むことが可能です。

特にセブパシフィック航空のようなLCCは重量制限のチェックが厳しく、7kgを少しでも超えると預け荷物扱いとなり、高額なペナルティ料金が発生します。

空港へ向かう前に、自宅で手荷物の重量をしっかり計量しておくことが求められます。

セブパシフィックの預け荷物は、事前に購入するかどうかで料金が2倍以上差がでることになります。

  • 事前購入 → 約2,000〜3,000円
  • 当日追加 → 約4,000〜5,000円
  • 超過 → 1kgごとに約1,000円以上

機内食やドリンクは提供される?気になる機内サービスの内容

フィリピン航空では、エコノミークラスでも温かい機内食やアルコール(ビールやワイン)を含むドリンク類が無料で提供されます。CAが定期的に巡回し、充実したサービスを受けられるため、飛行機での移動中も退屈せずに過ごせます。

一方、セブパシフィック航空は機内食や飲み物の提供がすべて有料(機内販売)です。食事が必要な場合は事前にウェブ予約をするか、機内でカップ麺やスナックなどを購入する形になります。

また、両社ともにUSBポートが設置された機材が多く、スマートフォンなどの充電は可能です。

座席の広さや快適性は?シートピッチと座席指定オプションを比較

セブパシフィック航空は座席の間隔が狭く設計されており、シートピッチは約28〜29インチの広さです。日本人の平均身長である身長171cmの平均的な大人でも足元がギリギリに感じられ、長時間のフライトでは少し窮屈さを覚えるサイズ感となります。

対してフィリピン航空はシートピッチが約32インチあり、日本の主要な航空会社と同等のゆとりが確保されています。

ヘッドレストが装備されている機材も多く、首を固定できるためネックピローを持ち込まなくても快適に眠れます。

ツアナビ編集部|野口

フィリピン航空はヘッドレストがあるので、首が安定してぐっすり眠れます。

ネックピローを持ち歩かなくて済むのは、荷物を減らしたい旅行者には地味に嬉しいポイントです。

遅延や欠航は多い?運航実績と信頼性の違い

成田空港第2ターミナルの電光掲示板

天候不良等の理由で両社とも遅延や欠航が発生する可能性はゼロではありませんが、傾向としてセブパシフィック航空は遅延の頻度がやや高いと言われています。

国際線だけでなくフィリピン国内線でもスケジュール変更が起こりやすい特徴があります。

フィリピン航空も遅延は発生するものの、フルサービスキャリアとしての対応拠点が多く、万が一欠航などのトラブルが起きた際のサポート体制に関しては比較的スムーズに進むことが多いです。

セブパシフィック vs フィリピン航空 比較表

項目セブパシフィック航空フィリピン航空
航空券の料金◎ 最安値を狙える◯早期予約でLCCと同水準もあり
受託手荷物× 有料(事前2,000〜3,000円)◎ 23kgまで無料
荷物の当日追加× 約4,000〜5,000円と高額◎ 追加不要(基本込み)
機内持ち込み△ 7kgまで(厳しめ)◯7kg
機内食・ドリンク× すべて有料◎ 食事+アルコール無料
USBポート◯機材によるがあり◯あり
座席の広さ△ 28〜29インチ(やや狭い)◎ 約32インチ(快適)
快適性△ 短距離向け◎ 長時間でも楽
運航時間△ 朝・深夜便◎ 日中便中心
遅延・安定性△ やや遅延多め◯FSCとして安定
総合コスパ◯条件次第で最安◎ 総額・快適性で優位

結局、どっちを選ぶべき?

  • とにかく安く行きたい → セブパシフィック航空
  • 快適・安心・家族旅行 → フィリピン航空

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日本からの直行便はどっちが多い?主要空港のフライトスケジュール

夕暮れ時の滑走路を高速で走行し、背景に山々が広がるフィリピン航空のボーイング777。

日本からフィリピン(セブ・マニラ)へは、両社ともに多くの直行便が運行しています。

ただ、ここで注意すべきは出発・到着の時間帯です。
特にセブパシフィックは、「安い代わりにスケジュールが深夜や総長になりやすいというLCC特有の傾向があります。

成田国際空港(NRT)発着の運航スケジュール

成田からセブ島への直行便は、セブパシフィック航空とフィリピン航空の両方が毎日運航しています。

フィリピン航空は午後に出発して夜に到着し、帰りはセブを朝に出発するスケジュールです。一方、セブパシフィック航空はセブ島からの帰国便が早朝2時台や5時台に出発する微妙な時間帯に設定されています。

深夜や早朝の移動を伴うため、特に子供を連れた家族旅行などでは時間帯的に体への負担が大きくなる傾向にあります。

航空会社金曜:日本発(成田)日曜:現地発(セブ)
フィリピン航空14:25発 → 18:55着08:00発 → 13:25着
セブパシフィック08:55発 → 13:25着02:15発 → 07:45着

セブパシの日曜帰国(02:15発)は、実質的に土曜の深夜にホテルを出て空港で待機することになるため、注意が必要です。

ツアナビ編集部|野口

セブパシフィックの深夜便は、1人で出張利用する場合は日時だけ気をつければいいですが、家族旅行だとこどもの年齢、一緒に行く家族の年齢によっては負担が大きいため、注意が必要です。

関西国際空港(KIX)発着の運航スケジュール

関西国際空港からもセブ島への直行便が毎日運航されています。

フィリピン航空は関空を午後に出発し、夜にセブへ到着します。
帰りのセブ発は午前9時台と利用しやすい時間帯です。

セブパシフィック航空は関空を午前8時台に出発する便があり、現地に早く到着できるメリットがある半面、早朝に空港へ向かう手間が生じます。

帰国便もセブを深夜2時台に出発する過酷なスケジュールが含まれており、体力的な負担を考慮して選ぶことが求められます。

また、関空からの自宅の距離によっては早朝のセブパシフィック便の乗るためには前日入りが必要な場合もあります。

航空会社金曜:日本発(関空)日曜:現地発(セブ)
フィリピン航空15:25発 → 19:15着09:15発 → 14:25着
セブパシフィック08:40発 → 12:40着02:00発 → 07:30着

中部国際空港(NGO)・福岡空港(FUK)発着の運航スケジュール

中部国際空港(セントレア)からセブ島への直行便は、フィリピン航空が週に数便運航しており、午後出発・夜到着のスケジュールです。

マニラ行きに関しては、中部空港および福岡空港からフィリピン航空とセブパシフィック航空の両社が直行便を飛ばしています。直行便の選択肢が限られる地方空港からでも、マニラを経由してセブ島や他の島へ向かうルートは確保しやすくなっています。

スケジュールに合わせて柔軟に航空会社を使い分けることが可能です。

あなたの旅行スタイルに合うのはどっち?目的別おすすめ航空会社

旅行の目的や同行者の有無、現地の行き先によって、最適な航空会社は大きく異なります。

ここでは、それぞれの旅行スタイルや計画しているツアーの内容に合わせて、自身にとってどっちを選ぶべきかを具体的に紹介します。

旅費を安く抑えたい、身軽な一人旅ならセブパシフィック航空

セブパシフィック航空が空を飛んでいる様子

バックパック1つで移動できる身軽な一人旅なら、セブパシフィック航空一択です。オプションをすべて省けば、渡航費を最小限に抑えられます。

深夜・早朝便という過酷なスケジュールも「若さと体力」でカバーできるなら、浮いたお金で現地のアクティビティを豪華にするのが賢い旅のスタイル。移動はあくまで移動と割り切れる方には、これ以上ない強い味方です。

快適さを重視したい、家族旅行や荷物が多いならフィリピン航空

青空と白い雲の中を飛行する、フィリピン航空のエアバスA330の全景。

子供連れの家族旅行や、お土産などで荷物が多くなる場合はフィリピン航空が適しています。

受託手荷物や機内食が無料で含まれており、早めに予約すればLCCと大差ない価格で手配可能です。

また、マニラ経由の場合、フィリピン航空の国際線は第1ターミナル、国内線は第2ターミナルを利用するため移動が必須となります。

マニラ空港のターミナル間のバス移動の手間や、流しのタクシーによる法外な高額請求のトラブルを避けるなら、家族連れはセブ島への直行便を選ぶのが最も安全な選択肢です。

特に注意してほしいのが、マニラ空港でのターミナル移動。

バス乗り場は見つけにくいし、家族で移動しようとタクシーを拾うと、相場の10倍以上(移動だけで1.5万円など)やそれ以上の価格を平気で請求してくるタクシードライバーが空港前にたくさん停車しています。

ツアナビ編集部|野口

僕は配車アプリ「Grab」を使いますが、通常のタクシー乗り場が別で初心者にはかなり難解です。

英語力の問題ではなく、現地の人たちの圧力に耐えられる方、現地を理解している方でないと難しいなという印象です。

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セブパシフィックとフィリピン航空に関するよくある質問

フィリピンへの渡航に向けて航空券を手配する際、多くの人が疑問に感じるポイントをまとめました。

セブパシフィック航空は遅延や欠航が本当に多いのでしょうか?

LCCの特性上、機材繰りの影響を受けやすく、フィリピン航空と比較すると遅延の発生頻度はやや高い傾向にあります。国際線およびフィリピン国内線ともにスケジュールが変更される場合があるため、余裕を持った旅程を組むと安心です。

フィリピン航空を選ぶとANAのマイルが貯まるというのは本当ですか?

はい、本当です。フィリピン航空はANAと提携しているため、条件を満たした予約クラスであればANAのマイレージクラブにマイルを加算できます。

予約時やチェックイン時にANAのマイレージ番号を登録することで手続きが完了します。

予約後にフライトが変更・キャンセルになった場合の対応はどう違いますか?

フィリピン航空はフルサービスキャリアのため、自社便への振替や宿泊手配などのサポートが比較的スムーズに進みます。セブパシフィック航空も自社便の振替や返金を行いますが、手続きが複雑で対応に時間がかかる場合があります。

LCCは結局どこで追加料金がかかるのでしょうか?

主に受託手荷物(預け荷物)、機内食、座席指定の3点です。これらをすべて追加すると、フルサービスキャリアであるフィリピン航空の価格を上回ることもあるので注意してください。

まとめ|どちらも早めの予約が最大の節約

複数の航空機が並ぶ空港の駐機場。手前にはフィリピン航空の機体と白いシャトルバスが停まっている。

セブパシフィック航空とフィリピン航空、それぞれにメリットがありますが、共通して言える最も大切なことは一日でも早く予約することです。

  • セブパシフィック航空
    とにかく身軽に、移動費を削って現地で贅沢したい一人旅向け。
  • フィリピン航空
    家族旅行や初心者、荷物が多い方、そして現地到着後に万全の体力で遊びたい方向け。

「LCC=常に安い」というイメージがあるかもしれませんが、早めに計画してチケットを押さえれば、フィリピン航空でもセブパシフィック航空と大差ない金額で渡航できるケースが多々あります。

特に家族旅行やお土産が多くなる場合は、後からオプションを追加して高くつくよりも、最初からすべて込みのフィリピン航空を早割で取るのが、経済的にも精神的にも一番賢い選択です。

あなたの旅のスタイルに合った航空会社を選んだら、まずは今の最安値をチェックして、お得なうちに予約を済ませてしまいましょう!

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